山登り・川下り・キャンプ。大学時代は、アウトドアサークルでの活動に夢中でした。その延長線で、「卒業後は、旅行系雑誌の編集者かな」なんて考えていましたが、狭き門ですから、そう易々とことは運びません。気付けば就職活動期間も終盤に迫っていました。
さすがに業界にも職種にもこだわっている場合ではなく、そうなるともはや給与くらいしか判断基準がなくなるわけです。そこで、就職ナビサイトで初任給が高い順にソートして、片っ端から見ていくことにしました。
そこで初めて知ったのが当社、というわけです。専攻は文学部・日本文化学科でしたし、アルバイトも接客業で、IT 知識はおろか、興味すらまったくと言って良いほどなかったのですが、「自由に働けそう」という雰囲気に惹かれて、決めました。
そんな私でしたが、入社後、プログラミング研修が始まると、「もしかして私、開発向いているかも?!」と思えるくらいのめり込みました。きっと、ロジックを積み重ねて、答えを導いていくプロセスが性に合ったのでしょう。
未経験から追いつけ追い越せで研修課題を人一倍早く片付けた自信も芽生え、「開発をやっていくんだ」と思いきや、配属は営業。とはいえ、基本的なプロセスに変わりはないだろうから「どこでもやっていきますよ」と、楽しむ気持ちで乗り込んでいったことを覚えています。