キャリアを自身で切り拓く~キャリア自律を支えるWHI人事の想い~

キャリアを自身で切り拓く~キャリア自律を支えるWHI人事の想い~

2025.03.06
キャリア「はたらく」を楽しく 管理

こんにちは。
株式会社Works Human Intelligence(WHI)、採用広報担当です。

今日の急速に変化するビジネス環境において、終身雇用という概念は過去のものとなりつつあります。
そんな中、一人ひとりが自分のキャリアを自ら選択し、形成していく「自律的キャリア形成」が注目されています。
そこで、WHIでは社員の成長を促す環境づくりに力を入れており、「自律的キャリア形成」を推進する取り組みで2025年度の全社表彰を受けた人事担当者がいます。その上村さんに、自律的キャリア形成に対する想いや工夫をを聞いてきました!

プロフィール

利用予定_DSC2157.JPG

上村太郎

人事総務部門 人事部 マネージャー

早稲田大学を卒業後、「日本をよくしていきたい」という思いでWHIに入社。エンジニアとして「COMPANY人事・給与」の開発に携わり、マネージャーとしてチームマネジメントを経験。2020年に人事部に異動し、WHI全体の教育や研修を担うチームに参画。
現在は、キャリア・スキル育成に関する取り組みに力を入れており、社員一人ひとりが自律的にキャリアを形成できる環境づくりを推進。結果、2025年には、キャリア自律に関する施策で全社表彰を受ける。

「仕事って楽しい」を増やす取り組み「キャリア自律」

use_DSC2151.JPG
WHIにおける「キャリア自律」について教えてください
「キャリア」と聞くと、会社が用意したキャリアパスをイメージすることが多いですよね。
1年目はこれをして、2年目はこれで、将来的にはマネージャーになって…

WHIでは、キャリア自律を「会社が与えてくれるもの」ではなく、自分自身でありたい姿を描きつつ、その道を自分の選択で切り拓いていくことだと考えています。

一般的に仕事というと、「しんどい」と感じたり、「やらされている」と思ったりすることが多いかもしれません。でも、私たちは「仕事って本来もっと楽しいものだよね」と考えています。人生で達成したいことが、仕事で表現できるなら、きっともっとポジティブに取り組めるはずです。

そんなふうに感じる人を増やすことが、私たちが考える「キャリア自律」です。

そして、社員一人ひとりがポジティブに仕事に取り組んでいくことが会社の成長にも繋がると考えています。

もちろん、それを実現するためには、自分のスキルを磨いたり、会社が様々な機会を提供したりすることが大切です。
WHIのキャリアの魅力は自由度が高く縦横無尽なキャリアを描けることです。
実際に、私の「エンジニアからの人事」も1つの例ですが、他社だとあまり見ないキャリアを描いている方も多いですよね。職種をまたいだキャリアパスってかなり自由度が高いと思うんです。
マネジメントキャリア以外にもスペシャリストのキャリアがありますし、選び放題ですね。
そうなんです。
しかし、それでは逆にキャリアのイメージをつけづらいという課題があります。
「なんでもいいからやりたいことは何ですか」と聞かれても思いつかない人もいますよね?
WHIには公募制度や副業制度等、キャリアの幅を広げるための制度が豊富にあります。それを用意するだけではなく、活用してもらうためにキャリアのイメージを具体化する施策も行うべきだと考えたんです。

総勢30名のロールモデル「Career Discovery Day」

なるほど。確かに突然キャリアについて考えろといわれても難しいですね。具体的にはどのような施策を行ったんですか?
様々ありますが、社内公募制度に応募する前にWHIで築けるキャリアへの理解を深める「カジュアル面談」と自身のキャリアを立ち止まって考える「Career Discovery Day」の2つを実施しました。

カジュアル面談は、応募意思を問わず、興味のある部門の担当者と会話ができる点がポイントです。ポジションへの理解を深めた上で応募ができるため、これまでより安心して社内公募制度を利用することができるようになりました。

Career Discovery Dayはキャリアに対して具体的なイメージを持ってもらうために、WHIで築くことができるキャリアをマネジメントや職種別、職種転換などに分けて16コンテンツ用意しました。総勢30名の社員に登壇してもらい、リアルなキャリアを知ることができるものになったと思います。
これをきっかけに公募を利用した方もいますし、公募とは別の方法でキャリアを深めた社員もいました。

上村さんインタビュー記事掲載画像(CDDアジェンダ).png

どの講演を見に行くか迷うということもあると思うので、コンテンツチャートも作って社員が参加しやすいように工夫もしました。
結果的に、7割以上の社員にご参加いただきました!
CDD2024_コンテンツチャート.png
確かにこのチャートは見やすかったです!どこに行こうか迷ってしまうので、このチャートで自分が見るべきコンテンツを探せるのも便利でした。
これはこのプロジェクトを一緒に進めていたメンバーが頑張って作ってくれました!

結果的に6~7割の社員が異動を含めた選択肢やキャリアの拡がりについて認識し、当初の狙いであるWHIグループのキャリアパスを多くの社員に伝えることができたと思います。
公募前のカジュアル面談参加者の約80%がWHIのキャリアパスを十分に知る機会になったと回答してくれており、キャリアに関する理解を深めるきっかけになったと思っています。

日本全体のキャリア自律をWHIからより良くしていきたい

use_DSC2195.JPG
今後の展望はありますか?
WHIは「人事のことならすべてお任せ」いただける会社を目指しています。
私自身も学生の時から漠然と「日本をよくしていきたいな」と思っていました。

経済的にも盛り上がっていくためには「はたらく人」にアプローチをしていく必要があると考えています。この「はたらく人」に対してポジティブな変化を促すことができるのが、企業の人事の役割だと思っています。「はたらく人」のパフォーマンスを最大限に引き出せる環境づくりができる人事が増えたら日本が元気になっていくと思いませんか?

だからこそ、WHIが率先して様々な取り組みを行い、それを世の中に還元していきたいと考えています。

実際に先日もお客様先に、担当の営業やコンサルタントと一緒にWHIの事例をお話ししに行きました。人事施策の結果だけでなく過程も含めてお伝えした結果、沢山の質問を頂きました。お客様先でも同様の施策をしており、人事ならではの悩みを含めて情報交換できた点で価値ある会になったと思います。
確かにWHIの中に閉じておく必要はありませんもんね。特に意識しているポイント等はありますか?
そうですね。WHIが開発する統合人事システム「COMPANY」を私たちの施策で活用していくことにこだわっています。
キャリアを考えることが目的なのに、そのプロセスでExcelの提出や印刷などが発生すると面倒くさくて継続性がないですよね?従業員体験を良くしていくためにも「COMPANY」を活用できないかということは常に考えています。

結果的に、「COMPANY」を利用してくれているお客様にも展開しやすくなっています。「COMPANY」はパッケージだからこそ、お客様はみんな同じ機能が使えます。WHIの使い方がお客様の変化を後押しできるんです。

「はたらく環境」は変化していくものなので、今後もWHIのキャリア自律を実現するために様々な取り組みをしていきたいと思っています。
そして、取り組みの結果上手くいったこと、上手くいかなかったことの両方を発信していきたいと考えています。

今回はWHIのキャリア自律に関する取り組みをご紹介しました。
現在、この記事を読んでいる方の中には将来のキャリアを具体的にイメージできず悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事以外にも様々なキャリアに関するコンテンツがありますので、ぜひ1つのロールモデルとしてご覧いただけると嬉しいです。

Clip

募集要項について詳しくはこちら