
社会課題に向き合い続けて約30年!「COMPANY」の歴史をご紹介(後編)
2025.08.20こんにちは。株式会社Works Human Intelligence(WHI)の採用広報担当です。
「COMPANY」の歴史紹介の前編では、誕生から課題解決にむけた製品の成長や実績についてご紹介しました。
後編では、これからの「COMPANY」についてご紹介していきます。
1. 現代の社会課題とは?
みなさんは「人的資本経営」という言葉を聞いたことがありますか?
人的資本とは、企業ではたらく人々が、企業の価値創出の原動力であり最大の資本であるという考え方です。
近年、DXをはじめとした産業構造の転換や、働き方やキャリアの多様化における社会的な価値観の変化など、「はたらく人」と「企業」を取り巻く環境は常に変化しつづけています。その変化に柔軟に対応していくため、「企業」は「はたらく人」一人ひとりが活躍できる環境をつくる必要があります。
そのため、この人的資本をもとにした中長期的な成長や企業価値向上を目指す「人的資本経営」の実現が注目されるようになっています。
2. 人的資本経営の実現を後押しするために
人的資本経営の実現が難しい理由の1つに、データ収集や環境整備が難しいということがあげられます。人的資本経営においては、情報開示にむけた基盤の構築から、情報収集作業の効率化などが必要となります。そのため、企業の人事データをいかに活用できるか、それを支えるHRテクノロジーがあるかが重要です。
「COMPANY」は約30年間にわたり、企業の給与計算や勤怠管理等の定型業務の効率化に携わってきました。おかげ様で「COMPANY」は現在、約1,200法人のお客様にご利用いただくシステムに成長し、人事の中核を担う給与や勤怠等、重要かつ膨大な各社の人事データが「COMPANY」に集約されています。「COMPANY」に一元化された人事データを活用して企業がより人材活用を進める、これが「COMPANY」の次なるチャレンジです。
3. 業務システムから個人のキャリアまで、進化する「COMPANY」
「COMPANY」は今後、タレントマネジメント領域の機能を強化していきます。
前述のとおり、今後は「はたらく人」一人ひとりが活躍できる環境をつくる必要があります。
そのため、企業が保有する給与や勤怠等の人事データから、社員一人ひとりの価値観やキャリアプラン等の人材データまで、「COMPANY」で一元管理されたデータを、社員のキャリア支援や組織の活性化等、企業の戦略的な人事施策に活用いただける状態を目指しています。これは、大量のデータをもっている「COMPANY」だからこそ実現できることだと考えています。
また、「はたらく人」と「企業」をつなぐ役割として、個人のキャリアをモバイルアプリで管理する、新規サービスの開発も進めています。
現代はキャリアが多様化していることもあり、それぞれの「はたらく人」が自律的にキャリアを考えていく必要があります。そこで、今後は企業で働く人々が自律したキャリアパスを描き、自分らしい人生設計を行うサポートができるアプリを提供していきたいと考えています。
企業視点での人事課題を解決してきた「COMPANY」をベースに、新たに個人のキャリアを支援するサービスを提供することで、「はたらく人」と「企業」の双方に今まで以上に大きなメリットを提供できると考えています。
https://findy-code.io/pick-up/interviews/whi-engineer2
※WHIのエンジニアの記事です。ぜひあわせてご覧ください。
4. 後編まとめ
今回は、現代の社会課題から「COMPANY」の目指す世界、製品の変化までご紹介しました。
前後編を通じて、IT黎明期から日本の社会課題の解決にむけて、社会の変化とともに成長してきた「COMPANY」に少しでも興味をもってもらえたら嬉しいです!
WHIでは、「COMPANY」とともに社会課題の解決に取り組んでいます。
あなたも、WHIの一員として、「はたらく」を楽しくする社会の実現を一緒に目指してみませんか?