最高の機能は「相互理解」から生まれる。開発者の熱意を全社に届ける『収穫祭』とは
2025.12.25
「はたらく」を楽しくHRテック製品イベント
エンジニア
Works Human Intelligence(以下、WHI)では、年に一度、社内向けの製品発表会「収穫祭」を開催しています。
「開発者、社員、お客様にとっての“収穫”となる場になるように」という意味が込められた本イベント。
一体どんなイベントなのか、イベントの企画運営の中心を担った開発部門の古巣さんと杉田さんにお話しいただきました。
杉田 生楽|Sugita Kira(写真左)
2015年新卒入社。入社後は、開発部門のプロセス管理を4年半担当。その後、製品開発部門へ異動をし、従業員が各種申請を行うワークフロー製品「COMPANY Web Service」の開発・保守を担当したのち、2022年7月にマネージャーへ。2023年には約半年間の育休を取得。
2015年新卒入社。入社後は、開発部門のプロセス管理を4年半担当。その後、製品開発部門へ異動をし、従業員が各種申請を行うワークフロー製品「COMPANY Web Service」の開発・保守を担当したのち、2022年7月にマネージャーへ。2023年には約半年間の育休を取得。
古巣 友香|Furusu Yuka(写真右)
2017年新卒入社。入社後は、導入コンサルタントとして「COMPANY 就労・プロジェクト管理」の導入工程全般のサポートやプロジェクトリーダーを担当。その後、社内公募制度を利用して開発部門へ異動をし、技術広報と製品企画を担当。2025年7月より、技術広報と新卒/中途のオンボーディングの企画運営をするDeveloper Relations Grp.のマネージャーに。
2017年新卒入社。入社後は、導入コンサルタントとして「COMPANY 就労・プロジェクト管理」の導入工程全般のサポートやプロジェクトリーダーを担当。その後、社内公募制度を利用して開発部門へ異動をし、技術広報と製品企画を担当。2025年7月より、技術広報と新卒/中途のオンボーディングの企画運営をするDeveloper Relations Grp.のマネージャーに。
1. 収穫祭の目的と狙いについて
- 杉田:
- 全社員が「COMPANY」に対する理解と愛着を深め、より良い製品に、そして、より良いサービスを提供することを目指してスタートしたのが、社内向け製品発表会「収穫祭」です。2022年に始まり、今年で4回目の開催となりました。
収穫祭とは:
弊社製品である統合人事システム「COMPANY」の最新情報や構想、開発者の想いやこだわりを、「開発者自らが」社員に向けて発表する全社イベント。3時間半にわたり、全20コンテンツをオンラインでライブ配信。登壇する社員は70名にもおよぶ一大イベントです。
弊社製品である統合人事システム「COMPANY」の最新情報や構想、開発者の想いやこだわりを、「開発者自らが」社員に向けて発表する全社イベント。3時間半にわたり、全20コンテンツをオンラインでライブ配信。登壇する社員は70名にもおよぶ一大イベントです。
- 杉田:
-
収穫祭で一番大切なのは、「営業やコンサルタントなど、直接お客様と接するフロント部門の社員が『COMAPNY』を深く理解し、愛着を持つこと」。その結果「お客様の機能利用を促進し、より『COMPANY』を活用していただくこと」ーつまり、社員やお客様にとっての「収穫」に繋げることです。
収穫祭には、「収穫」と「祭り」の2つの要素があります。全社イベントとしての盛り上がりや「また頑張ろう」と思える「祭り」の要素はある一方で、「収穫」の要素をどう実現するかが課題でした。
フロント部門が「COMPANY」の良さをお客様に語ることができる状態にするためには、どうすればいいか。そう考えたときに、他社製品との違い、つまり「COMPANY」の唯一無二のポイントを知ってもらうことが1番大事だと思ったんです。そこで、今年の収穫祭のコンセプトを「『COMPANY』が”貫く道”」とし、「COMPANY」にしかない具体的なビジョンを知ることをイベントの重点に置きました。 - 古巣:
- 毎年、イベントの事後アンケートで「今回の収穫祭で何を収穫できましたか」という項目を必ず作っています。新機能、開発者の想いや裏話、品質向上といった様々な項目があるのですが、一番低いのが「『COMPANY』の他の製品と比較した時の強み」でした。杉田さんが考えた「COMPANYが“貫く道”」というコンセプトは、まさにこの課題にアプローチするものになりそうだな、という期待感がありました。
2. コンセプトを実現するためのイベント設計
イベントの企画運営を担う実行委員の体制強化
- 杉田:
- イベントで、特に「収穫」が難しいのは、まだ製品への理解が深まり切っていない社員です。こうした社員も「収穫」をしやすいイベントにするため、入社2〜3年目のフロント部門の方々からも、企画運営を担う実行委員メンバーを募集をしました。
- 古巣:
- 実際、手を挙げて実行委員になってくれた若手の方は、年次も役職も上の人がたくさん集まっているなか、たくさん発言をしてくれてすごくうれしかったですね。
フロント部門の理解度を上げるための取り組み
- 杉田:
-
各発表コンテンツの内容は、開発者が企画をしています。その中で課題としてあがったのが、発表内容をフロント部門が理解できるように翻訳しきれていないことでした。そこで取り入れたのが、フロント部門から募集をしたコンテンツコーディネーターです。
コンテンツコーディネーターには、コンテンツの企画段階から入ってもらい、開発者と一緒にコンテンツをブラッシュアップをする役割を担ってもらいました。実際、企画段階で「内容が難しくて理解できないです」というコンテンツコーディネーターからの率直なフィードバックが出ていて、課題を解決するための良い取り組みだったと思います。 - 古巣:
-
実際アンケートでも、「コンテンツ内容を理解できましたか」という項目が、例年よりも2.5ポイントも上がっていました。イベント後のアンケートでは「今回の収穫祭では、開発の方々の想いが非常に伝わってきました」「コンテンツ、資料内容、発表もとてもわかりやすかったです。運営側で何か取り組みを行っているのであれば、今後もぜひ継続してほしいです」という感想をいただきました。
コンテンツコーディネーターの方からも「コンテンツコーディネーターは一度は経験した方がいいと思います」という感想をいただいて、とてもうれしかったです。
社員やお客様の“収穫”につなげるための取り組み
- 杉田:
- 収穫祭を単なる「祭り」で終わらせないために、実行委員、発表者、フロント部門が集まって「発表内容」はもちろん、「お客様からの機能要望」まで双方向に意見交換をする「 After Talk」という場を作りました。また、具体的な意識変容や行動変容についての継続的なアンケートを実施し、成功事例を開発部門にフィードバックすることで、好循環を生み出していくことを目指しています。
3. お二人の収穫祭への想い
- 古巣:
-
実は、私は2023年の収穫祭がきっかけで、導入コンサルから開発部門へ異動をしてきました。収穫祭のコンテンツのファシリテーターを担当したのですが、発表者の皆さんが、自分たちが開発したものについて楽しそうに話す姿がすごく素敵でパワーをもらいました。自分自身のキャリアについて悩んでいる時期でもあったため、余計に響いたのかなと思います。
ちょうど収穫祭翌日の18時が社内公募制度の締め切りで、急いで公募の募集ポジションの一覧から自分のやれることを探して見つけたのが、収穫祭の運営や技術広報を担当する今の部署でした。
開発者が自分の開発したものを「すごいぞ」って言える機会をたくさん作りたいという気持ちで働いています。そのため、収穫祭というイベントを、部門間の壁をなくして、「COMPANY」や会社をパワーアップする場にしたいと思っていました。
- 杉田:
-
開発としては、開発した新機能をフロント部門の方にきちんと理解をしてもらって、それをお客様に伝えてもらう必要があります。ただ、開発視点でのアップデート部分にフォーカスをしてしまい、どのようなお客様に、どのように利用してもらいたいかといった具体的な内容をコンサルタントに伝え切れていないという状況もあります。
収穫祭でフロント部門と開発部門の距離感を近くすることで、製品の良さをお客様に伝えてもらい、お客様の意見を開発に反映していく。そういう機会を作るイベントにしたかったです。
4. 収穫祭がもたらした変化
- 杉田:
-
開発者にとって収穫祭は、自分たちの成果を全社員に理解してもらうために、自分の仕事と真摯に向き合うタイミングになっています。「来年も、収穫祭で自信を持って伝えられるような仕事をしなきゃいけない」という意識の変化が起きているのではないかと思います。
視聴者側からは、「年々開発部門とフロント部門の連携が活発になるのを感じています」という話を聞きました。 - 古巣:
- リモートワーク制度導入前の導入コンサルだった頃は、開発の方に何か手伝ってもらうと、フロアまで直接お礼を伝えに行くなど、直接コミュニケーションを取る機会がありました。今は働き方の変化でそういった機会が少なくなり、フロント部門の中には、開発者の皆さんを遠い存在に感じている人もいるかもしれません。そういった人たちにとって収穫祭は、開発者の想いを直接受け取る貴重な機会になっていると思います。
5. 今後のイベント展望
- 古巣:
- 来年以降の収穫祭の目標は、参加率100%(笑)!特にフロント部門は、お客様対応などでリアルタイムでの参加が難しい方も多いです。後からでもいいので、普段お世話になっている開発者の人が話してるコンテンツを見てほしいですね。今後は、全社で参加して当然というイベントに発展させていきたいです。
- 杉田:
- 「COMPANY」をもっと良くするためには、フロント部門が現場からの要望を開発に伝え、開発側は熱量や想いを現場に届けてもらうための双方向のアクションが必要です。収穫祭がそのきっかけになるように、今後もより良いイベントにしていきたいです。
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