Japan AWS Ambassadorsが語る、WHIでSREとして働く魅力

Japan AWS Ambassadorsが語る、WHIでSREとして働く魅力

2025.10.09
キャリア「はたらく」を楽しくHRテックはたらき方製品 エンジニア

2025年にJapan AWS Ambassadorsに選出された増井 秀和さん。
2017年の入社から一貫してSREとしてのキャリアを歩んできました。そんな増井さんにWorks Human IntelligenceでSREとして働く魅力についてお話いただきました。

増井 秀和 | Hidekazu Masui

2017年新卒入社後、研修を経て開発部門へ配属される。初期配属から現在までSRE部門で活躍。2023年7月からグループマネージャーを務め、2023年にJapan AWS Top Engineers(Software)、2024年にJapan AWS Top Engineers(Database)、2025年にはJapan AWS Ambassadorsに選出される。

1. 「COMPANY」の価値を届ける、SREのミッション

自社製品の統合人事システム「COMPANY」は、企業の人事・給与、勤怠管理、タレントマネジメントといった幅広い業務をカバーする製品で、国内の大手法人(※)3社に1社(当社調べ)にご利用いただいています。
(※)従業員数3,000名以上

SREの仕事は、「COMPANYクラウド版の基盤開発・企画・運用・保守全般」です。ミッションは、「いつでも・どこでも・安全に、COMPANYサービスの価値をユーザーに届け、それを高い効率性で実現すること」。SREの役割は、このミッションの言葉に尽きると思います。

アプリケーション開発者がどんなに素晴らしい機能を開発し、新しい製品やサービスを作ったとしても、そのアプリケーションをお客様が問題なく使える状態でデプロイされなければ、「COMPANY」の価値はお客様に届きません。また、届いたとしても「遅い」「挙動がおかしい」といった問題が生じれば、「COMPANY」の価値をお客様が感じることはできません。価値をお客様に届け、それを継続的に提供し続けるのが、SREの大きな役割だと思います。

2. Works Human Intelligenceだから経験できるSREの面白さ

「COMPANY」は、もともとはお客様のオンプレミス環境にインストールするパッケージソフトウェアとして提供していましたが、クラウドへのシフトを進めており、現在SaaSとして提供する「COMPANY Ver.8」のサービスを提供しています。

クラウドに最適な形にアプリケーションを作り替え、インフラを整備していくことが、SREにとっての大きなミッションです。30年近い歴史があり、約540万人※のデータを管理する「COMPANY」をゼロから作り直すことはできないため、徐々に変えられる部分から変えていくことになります。大規模なシステムをクラウドネイティブにモダナイゼーションしていくことは、他の会社ではなかなか味わえない経験だと思います。
※2024年12月末時点の「COMPANY 人事」の契約ライセンス数合計

これだけ大規模なインフラの運用、改善、開発に関われるというのも、Works Human Intelligence(以下、WHI)のSREが面白いと感じるところですね。AWSを知っている人でもこの環境に飛び込むことで、さらにAWSの面白さや大規模運用の難しさ、そこから得られる知見があると思います。

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自分たちが管理するリソースの裏には数十万、数百万のユーザー様がいるので、影響力も大きい仕事です。お客様が困っている状況を解決するための変更や問題解決を届けられた時は、「やりきったな」「いい仕事をしたな」とやりがいを感じます。

こういった取り組みは、開発、コンサル、オンプレミスのクラウド移行をするクラウドマイグレーションなど、多くの部署とコミュニケーションを取り連携することが必要不可欠です。日々のCOMPANY Ver.8の運用に関しては、お客様の最前線にいるコンサルタントとコミュニケーションを取らなければ、お客様の課題を解決できません。多くのステークホルダーと、難度が高く、影響力が大きい仕事に挑戦できるのは、WHIで働くことの大きな魅力ですね。

3. 優秀な人と働きたかった。Works Human Intelligenceの魅力とは

私がこの会社に入ったのは、とにかく優秀な人と働きたいと思ったからでした。自分が成長するうえで最も大事なことは、ロールモデルとなる優秀な人たちと一緒に働き、その中で揉まれることだと考えていたんです。実際、同僚たちも非常に優秀なメンバーが揃っていて、これまで一緒に働いてきた先輩方も非常に優秀で尊敬できる方ばかりでした。

今でも上司や同僚から学ばせてもらい、後輩たちもそれぞれの強みや一芸を持っていて、「自分よりすごいな」「リスペクトできるな」と思うポイントがあります。そういった尊敬できる人たちと一緒に働けることがこの会社の魅力だと感じていますし、働き続けている理由の1つです。

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WHIは「自由度の高さ」と「課題に向き合う姿勢」がある会社です。自分が仕事に関わる中で新しい課題を見つけて、それを改善したいと思ったら、手を挙げて取り組むことができますし、「どうやったらこの課題を本質的に解決できるのか」ということに、真正面から向き合っている人たちが多いです。そういう人たちと一緒に働くことは、キャリアを積むうえでとても鍛えられる環境だと思います。

SREとして働くという点では、社員が主導するAWSの資格取得キャンペーンや、資格取得のための勉強会など、キャリアの成長機会が整っています。AWSを中心に資格取得やスキル獲得をしていきたい人にとっては、思う存分成長に注力できる環境ではないでしょうか。

個人的には、多くの時間をリモートで働けるのは大きなポイントですね。プライベートな時間と、会社での働き方を両立させていくという意味で、非常に強みがあると感じています。

4. 迷ったときは飛び込む。挑戦を続けて築いてきたキャリア

働くうえで大切にしているのが「ねだるな 勝ち取れ さすれば与えられん」という言葉です。これは好きなアニメの言葉で、人によって解釈が異なりますが、「与えられるのを待つだけでなく、自分の力で求め、手に入れる努力をしなければ、本当に欲しいものは手に入らない」という意味だと捉え、大事な場面で思い起こしています。

仕事をするうえで、やるか・やらないかの選択するとき、「やった方がいいだろう」と思っても、緊張や迷いが生じるときがあります。そんな状況になった時は「飛び込む」と決めています。

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大型プロジェクトの担当を打診された際も、悩んだ末に引き受ける決断をしました。数年単位のプロジェクトになると感覚的に分かっていて、他のことには時間が使えないと認識していました。しかし、プロジェクトに入ってから2年ほどは目立った成果が出せず、他のメンバーや同僚が SRE 内で様々な改善に取り組んでいる中で、「自分はこの道で良かったのかな」と悩みました。

そんな時に、自分を前進させていたのは「選んだ道を正解にする」という想いでした。自分が選んだ道だからこそ、やり切って結果を出すことで、選んだ道を正解にしようと思ったんです。「これで良かった」と思えたきっかけは、2023年のJapan AWS Top Engineers(Software)の選出でした。

外部にアウトプットできる結果が出たという実感が湧き、「選んだ道を正解にできたな」と思えた瞬間でした。それから3年連続でトップエンジニアに選出いただき、いつかは…と思っていたJapan AWS Ambassadorsにも今年初選出いただくことができました。自分にはスキルアップが必要で、アンバサダーになるにはもう少しかかるだろうな…と思っていたので、とても嬉しかったです。

5. 世の中のトレンドの先頭を走っている会社にできるように

今後は、COMPANY Ver.8のモダナイゼーションを進め、より良いサービス、より良い価値をお客様に届けられるようなSaaSとしての基盤を作り上げていくことが、自分にとっての大きな目標です。

AWSアンバサダーにも選ばれたので、AWSの面白さやキャリアにおける価値などを伝えながら、WHIのAWS活用をさらに推進していきたいです。WHIが、サービスのレベルにおいても、AWSなどの技術活用の幅においても、世の中のトレンドの先頭を走っている会社にできるよう、少しでも貢献できたらと思っています。

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