導入コンサルタント　K.S.

Profile

導入コンサルタント　K.S.
Business Development Div. Standard Service Implementation 1 Dept.
入社年　2020年

前職では大手人材会社にて5年間派遣営業を経験し、WHIに転職。入社後は、営業を経験した後、導入コンサルタントへキャリアチェンジ。プロジェクトコンサルタントとして「COMPANY」の導入プロジェクトを牽引しながら、新たな導入手法の開発を行っている。

前職でのキャリアと、転職の経緯について教えてください。

新卒で入社した大手人材会社で、5年ほど派遣営業に従事していました。人材業界に入ったのは、人に関わる仕事に興味があったからです。学生時代からリーダーや幹事を務める機会が多く、人を巻き込んで物事を進める楽しさを知っていたことも大きな理由だと思います。

派遣営業として、大手企業との独特な緊張感と責任重大な商談をいくつも経験したり、拠点責任者を打診されたり、やりがいを感じていました。一方で、もっと大きな裁量やスピード感が欲しい、自分自身の営業力を鍛えていきたい、そんな思いが募っていきました。

そこで業界を絞らずに、新たな営業職としてのフィールドと商材を求め転職活動を進めるうち、WHIにたどり着いたのです。何より、WHIは営業力が試される点が魅力的でした。

派遣営業では、「人」が商材となります。「人」の能力やレベルを、企業が提示するどのポジションにあてていくかということを考えていくため、商材への理解の深さが求められます。

一方、WHIの営業はお客様への理解の深さが求められます。お客様の課題やニーズを深くヒアリングした上で本質的な問題を特定し、そしてWHIの製品でどう解決できるかを考えることが求められます。さらに、その解決策がお客様にとってメリットが大きいということを理解してもらう必要もあります。ここにこそ、営業力が試される面白さがあります。

また、日本の大手法人（※）の約3社に1社が導入する「COMPANY」（当社調べ）であれば、前職同様にインパクトの大きな商談をすることができますし、加えて、WHIは社員数2,000名超えの大企業でありながらもベンチャーのようなスピード感で仕事を進められる点にも惹かれました。

（※）従業員数3,000人以上の法人

企業文化においても、実際、選考の面接で営業部門の部門長が登場して、フランクでフラットな対応をしていただいたことからも、理想的な風土が垣間見られたことを覚えています。

営業からのキャリアチェンジを経て、お客様とともに最適解を見い出す

現在の部署の使命やご自身の役割について教えてください。

私はWHIに転職後、2年3ヶ月ほど営業を経験した後、現在の導入コンサルタントにキャリアチェンジしました。

導入コンサルタントは、営業の契約締結を受けて「COMPANY」の導入プロジェクトを推進する役割です。導入の際は、お客様・WHIの双方でプロジェクト体制を敷き、最適解に向けてともに課題を解決していきます。

WHIの体制には、プロジェクト全体をサポートする「プロジェクトコンサルタント」や、各機能ごとの設定や相談を受ける「アプリコンサルタント」などの役割があります。加えて、お客様のコーチング的な要素も担っています。WHIのプロジェクトの特徴は、稼働後もお客様自身で課題解決に取り組める状態にすることです。そのため、製品の設定やタスクもコンサルタントのサポートのもとお客様自身で対応していただきます。「COMPANY」を最大限活用いただくために、お客様が製品理解を深めていただけるようなプロジェクトを進めています。
これがあるからこそ、導入後もお客様とWHIのコンサルタントで深い議論をしながら課題解決に取り組み続けることができます。

私は主にプロジェクトコンサルタントを担当しており、円滑なプロジェクト進行のために、お客様に寄り添い伴走しながら、土台作りや進捗管理、全体課題の原因究明、対策をサポートしています。お客様ごとに要件が異なるため、それらのポイントを押さえながらプロジェクトの枠組みを作っていくことに、おもしろさを感じています。

人事課題の解決のみならず、キャリアへの貢献につながる仕事

これまでのキャリアの中で、特に印象深い思い出を教えてください。

「COMPANY」の導入プロジェクトはお客様ごとに課題も体制も異なるため、すべての案件に思い入れがありますが、特に印象的なものを挙げると、保育業界のお客様へ複数の「COMPANY」製品を一斉導入する大規模プロジェクトです。

稼働後に実施した、お客様を含むプロジェクトメンバー全員での振り返りの中で、お客様先のプロジェクトオーナーだった役員の方から、稼働成功への感謝とともに、「稼働以上にプロジェクトを通じて、現場経験しかなかった社員が、システムの設定を学び人事担当として成長をしていったことを誇りに思う」という言葉をいただきました。

私たちの仕事は、お客様の人事課題解決に繋がるだけでなく、プロジェクトメンバーのキャリアへの貢献にも繋がるということを、強く実感しました。

思えば、私自身の営業から導入コンサルタントへのキャリアチェンジも「COMPANY」がきっかけでした。「もっと『COMPANY』を知りたい、そのためにも現場での導入を経験したい」という想いに突き動かされ、その想いを周囲も理解し支援してくれた結果、キャリアチェンジを叶えることができました。
おかげで、仕事は楽しいですし、「COMPANY」という製品には、まさに「『はたらく』を楽しくする」力があるのかもしれません。

“トレード・オフ”から“トレード・オン”への導入手法改革

今後の目標やチャレンジしたいことについて教えてください。

まず、短期的には、マネージャーに就任したばかりなので、導入コンサルタントとしての腕を磨きながら、ピープルマネジメントにも力をいれていきます。

中長期的には、「COMPANY」の導入手法の改革を成し遂げることです。
プロジェクト管理に欠かせない要素であるQuality（品質）、Cost（コスト）、Delivery（納期）は “トレード・オフ” の関係にあります。ある要素を優先すると、他の要素が犠牲になる可能性があるということです。しかし、私たちはイノベーションによって “トレード・オン” つまり、相反する価値を同時に向上させる手法の開発を進めています。

導入プロジェクトの負荷を低減させれば、浮いた工数を製品の強化などに回すことができ、コンサルタントはこれまで以上の役割を担うことができます。製品や人材の成長へ寄与し、それは会社の成長に繋がり、やがては社会にも良い影響を与えることができると考えています。
そんな景色を見るべく、「トレード・オンな導入プロジェクト」を実証していきたいと思っています。