
その強い志と姿勢に惹かれた
マーケティング N.H.

Profile
マーケティング N.H.
Customer Relations Div. Data Strategy Dept. 部門長
⼊社年 2015年
入社後、開発部門に配属され、営業支援業務に従事。その後、営業として新サービスの販売を経験し、2018年から営業企画部門に異動し、DX推進に取り組む。2022年にはData Strategy Dept.を立ち上げ、部門長として業務にあたる。

学生時代に力を入れて取り組んだことと、WHIへの入社動機を教えてください。
大学ではアカペラサークルでの活動に、特に力を入れて取り組んでいました。アカペラはとても奥が深く、チームで一つの歌を歌うという特徴から、ただ単に歌が得意な人を集めれば良いというわけではありません。一人ひとりの技術はもちろんですが、気持ちや精神性まで合わせることで、はじめて素晴らしい作品が生まれるんです。だからこそ、メンバーとの対話やコミュニケーションを通して、全員が同じ方向を向くことが大切です。色々と苦労もしましたが、最終的には全国大会優勝を果たし、テレビのアカペラ番組に出演したこともあるんですよ。
こうした経験を踏まえ、就職活動では人との関わりが重要な営業職を志望。WHIとは、インターンシップを通じて出会いました。本当にお客様のためになる提案しかしない、お客様のためになる選択なのであれば他社に譲ることも辞さない姿勢があり、そこに強く共感したのを覚えています。ここでなら、自分が関わることの意味が大きい仕事ができる、自らの仕事に納得感を持ち自信を持って進めると感じ、入社を決意しました。
社内外に溢れる様々なデータを活用し、スピードとクオリティの向上を目指す
現在の部署の使命やご自身の役割について教えてください。
Data Strategy Dept.は、社内外に溢れる様々なデータを収集・活用することで、WHI社員のスピードとクオリティの向上を目指す部署です。データを通じて会社全体としてお客様をより理解し、より価値の高いサービス提供を目指す部署です。私はそこの部門長として、日々新たなシステムの検討や導入を進めています。例えばお客様情報を一元管理することで、お客様に対して最適なタイミングで最適なご提案ができるようになったり、紙やPDFで保存されていた情報をデータ化することで情報収集にかかる時間を短縮できるようになったり、データ活用によってもたらされるメリットは計り知れません。また、データを元にしてアクションへと繋げることで、仕事の属人化を防ぎ、例え新人であっても質の高い提案を実現できる等、お客様満足度の向上にもつながる効果が期待できます。

データ分析というと「当たり前にできるのではないか」と考える方も多いでしょう。ただ、各業務や職種に必要とされるシステムはバラバラで、データ化された情報は自然に一元管理されるわけではありません。ノウハウなどデジタル化されていない情報も多くあります。さらに、データ活用の可能性を広げ、それを成果へと導いて行くためには、他部署との連携・協力が欠かせません。私一人の力では収集できるデータにも限界がありますし、いくら貴重なデータを収集したとしても、それを使ってもらえなければ宝の持ち腐れです。だからこそ、これは活用した方が良いと思ってもらえる、一目見て価値を感じられる仕組みを作っていくことが大切ですね。
営業支援システムの活用が必ず成果につながると信じ、数々の困難を乗り越えながら導入を推進

これまでのキャリアの中で、特に印象深い思い出を教えてください。
データの利活用は、会社として過去に何度か挑戦をしたものの、なかなか定着させることができなかった取り組みの一つです。ノウハウや情報をデータ化する前に、市場が変化していたこと等が要因だと考えています。こうした背景があるからこそ、今の自分の努力でデータの利活用という良い変化を生み出せていることには大きな喜びを感じます。
部門長になる前の出来事ですが、営業支援システムの導入を主導した時のことは、今でも印象深い思い出です。WHIの営業は、営業の基礎となる組織力学を見極めるフレームワークを確立しています。だからこそ、高い営業力を持った社員が非常に多く在籍しており、WHIの一つの強みでもあります。
しかし、市場やお客様のニーズも加速度的に変化していくからこそ、今後はこの強みを組織の強みとして活かしていく必要があると考えました。そこで営業支援システムを導入し、営業に関わる情報を部門内で共有し、更なる営業戦略に繋げることができるようにしたんです。もちろん、導入してすぐに活用できるわけではありませんから、どの機能を使うのか、どう活用すれば成果に結びつくのか、営業部門に向けて色々と提案をしました。
そうして少しずつシステムが活用されるようになり、今では年度の半ば辺りで今年の数字はもちろん、来年度の数字も予測ができる状態になっています。営業の個の強さはそのままに、組織としての強さも伸ばすことができたと言えるのではないでしょうか。
WHIを日本一DXに成功した会社へ
データ活用の可能性は無限に広がる
今後の目標やチャレンジしたいことについて教えてください。
現在、様々な業界でDXが叫ばれていますが、WHIこそが日本で一番DXに成功した会社と言われるようにしたいと思っています。今はお客様に関わることのデータ化が中心ですが、私たちは自社で製品を作るメーカーなので、その製品開発にデータを活用していく方法も考えていきたいと思っています。
ゆくゆくは、私たちが収集したデータをお客様自身に活用いただくことで、事業推進をしていけるような環境も作っていきたいですね。単にシステムを提供するだけでなく、そこに紐づく様々なサービスも一緒に届けることで、お客様に今以上の満足を感じてもらう。そうしてお客様が笑顔になれば、それがWHI社員自身の喜びにもつながっていくはずです。

まだまだやれること、やらなければならないことはたくさんありますが、当社にはこうしたチャレンジを応援してくれる風土が整っていますので、勇気を持って前に進んでいきたいと思います。
一日の流れ
メールチェック、ミーティング準備
在宅勤務&フレックスタイム制を活かし、子どもを保育園に送る前に仕事の準備
朝食・保育園の送り
業務再開 チームミーティング
チームメンバーと開発進捗について確認
他部署ミーティング
各種データの取り扱いについて、他部署と連携
ランチ
社内ミーティング
上申のための打ち合わせなど、関係各所との調整業務