研修を経て配属は開発。学生時代、サークルで「楽譜を書いて演奏をする」ということをしていたのですが、開発もツールは変われど、「考えて作って最終的に相手に提供する」ということは同じで、好きだなと認識していたのでとまどいはありませんでした。こうして、第一子の産育休を挟んでずっと開発に従事しています。
WHIの開発の特徴はなんといっても、自分が考えた機能を、自分で作ってリリースして、お客様にフィードバックしてもらい、さらに自分で改良できる、そんなオーナーシップにあります。
5~8年目にかけての給与明細のプロトタイプ開発では、「給与明細帳票、見にくくないですか?」と自ら声を上げました。その問題を解消するため、既存の給与明細帳票の形式にとらわれないよう、さまざまな業種・職種の知り合い20人ほどに給与明細でどこを見るかをヒアリングしたり、他社製品でUIに優れた製品を調査したりしてからのスタート。
正解がない中で、レビューでは厳しく指摘され、作っては壊しをくり返し、自分たちが「これだ」と思ったものを仕上げた結果、社内で「こういうのが欲しかったんだよ」と褒められたのは思い出深いです。
現在は、一プレイヤーとしての業務に加え、開発リーダーとして、全体のマネジメントも行いながら、「勤怠・工数管理」製品の開発に携わっています。最近は、「勤怠ポータル」を刷新しました。勤怠に関するさまざまな情報を確認でき、かつ、ToDoをプッシュしてくれるような利便性の高さを実現し、社内外から良い評判を得ることができ、開発者冥利に尽きるというものです。