お客様の「止められない業務」を支え続けるには? 歴史的な法改正対応へ、新卒入社3年目の挑戦に迫る! 2
2026.05.28こんにちは!Works Human Intelligence(以下、WHI)の採用広報担当です。
Works Human Intelligence(以下、WHI)の提供する統合人事システム「COMPANY」は官公庁や地方公共団体といった行政機関にもご利用いただいています。
2025年11月、日本全国の地方公共団体に社会的インパクトを与えた「通勤手当ルールの11年ぶりの歴史的な法改正」。この法改正は、自動車や自転車を通勤手段とする従業員が含まれる団体に影響し、WHIのお客様では81団体に影響を及ぼすものでした。
その対応に入社3年目ながら、先陣を切って挑戦したのが、Great Intelligence Award 2026受賞者のA・Kさんです。
お客様の「止められない業務」を最前線で支えるため、この大きな法改正を乗り越えて「新しいスタンダード」をつくり上げたプロジェクトの裏側をインタビューしました。
2023年新卒入社。入社以来、公共領域を専門とするカスタマーサクセス部門にて、請負保守プロジェクトを担う。2025年に施行された、「通勤手当の非課税限度額の改正」に伴う対応とその功績からGreat Intelligence Awardを受賞した。
Great Intelligence Award(GIA)とは?
WHIグループの成長の源は、社員一人ひとりの「人智(Human Intelligence)」にあります。GIAは、その年に最も卓越した人智を尽くし、功績を残した6名の社員に贈られる栄誉ある賞です。
今回のプロジェクトの背景や目的を教えてください
今回のプロジェクトは、2025年11月に施行された「交通用具(自動車等)の非課税額の改正」に伴う対応でした。今回の法改正は、7ヶ月前にさかのぼって「税金のルール」を書き換えるという、めったにないケースでした。
特に車で通勤する人が多い自治体などでは、数万人分もの給料を計算し直す必要があります。しかも、お金に関わることなので正確性が強く求められます。
事前の情報はあったものの、政権交代の時期と重なったこともあり、法律が確定してから対応期限までは、たったの3日間。その超短期間で、すべてのお客様が正しい金額を計算し、還付できる状態を整える、失敗の許されないミッションに挑みました。
この出来事は、例えるなら「テストが終わった後に突然『半年前の採点ルールを変えます』と言われ、数万人分の点数を3日以内に1点のミスもなく計算し直した」というくらい、極めて困難なミッションでした。
今回のプロジェクトの最大の難所はどこでしたか?
対応方法に正解がない中で、数万人単位の計算をミスなく完遂することが一番の難しいポイントだと感じていました。加えて、公共団体ごとに事情と要望が異なっており、「法改正後すぐに対応したい」「年末調整で対応したい」といった要望が混在していました。
どのような要望があるのかを網羅し、各所に最適な対応方法を提案する必要があった点が最大の難所でした。
このプロジェクトにおける、ご自身の役割とミッションを教えてください
私のミッションは、自身が担当しているお客様だけではなく、「何も決まっていない状況の中に道を作る先導役」として、カスタマーサクセス部門全体の指針を確立することでした。開発部門と密に連携し、複雑な仕様を解きほぐし、組織全体のメンバー全員が迷わずにお客様へ説明できる「共通の資料と運用フロー」を整備することが必要でした。
プロジェクトを遂行する上で、最もこだわったことや「自分なりの工夫」は何ですか?
「お客様の半歩先を見据えた、リスクの先回り」にこだわりました。
今回のような日本全国の地方公共団体に影響を及ぼす大幅な法改正では、正式な発表を待っていては期日に間に合わない可能性があります。
私は「何も手を打たなかったら、お客様の現場で何が起きるか」を常に想像し、混乱を未然に防ぐため、正式発表の前から資料作成や勉強会の開催を主体的に進めました。
複雑な要件を「誰でも高品質に対応できる形」に昇華させ、早期展開したことで、お客様が迷うことなく法改正に確実に対応できる環境を整えることができました。
成功(受賞)まで辿りつけた一番の要因は何だと考えていますか?
「Ownership(当事者意識)」を持って、未踏の領域に真っ先に手を挙げたことです。
「自分が解決する」という強い意志を持って動き出し、開発部門やお客様と真摯にコミュニケーションを重ね、道筋を示せたことが、部門全体を動かす原動力になりました。また、マネージャーやチームメンバーと、このとても困難な状況さえも楽しみながら(Work Fun!)連携できたことが、突破口になったと感じています。
いかがでしたか?
当事者意識を持ち、社内外で真摯にコミュニケーションを取りながら課題解決を遂行したA・Kさんの姿勢は、私たちの働き方を考える上で多くの気づきを与えてくれました。
本記事を通じて、WHIの組織文化の一端を感じていただけると幸いです。